ドリカム21

〜タカラインコーポレーション独自の取り組み「ドリカム21」の紹介〜
部署の垣根を取り払い、若手が企画・運営する交流活動

「ドリカム21」って何?

ドリカム21は、当初メンバーが21人だったので「ドリカム21」という名称で20年ほど前から始まりました。10年目くらいまでの若手社員全員で構成するもので、自分たちだけで自由に企画運営して活動することが許されています。

ドリカム21の最大の目的は、部署間の垣根を取り払って、自ら企画し共に活動する、そして親睦を深めることです。活動日は2、4、6、9、11月の年5回、本社に集まることもあれば社外活動のこともあり、その日は東京や滋賀など各拠点からメンバーが一堂に会します。

活動内容はその都度メンバーみんなで決めるのですが、特に決まりはなく、基本的に自由なので、実にさまざまなことを行っています。

これまでどんな活動を実施してきたの?

よく開催するのが工場見学会で、ドリカム21では人気の企画です。例えば食品など異業種メーカーの工場見学。あるいは、私たちの取引先企業の工場見学なども。勉強会もよく行います。例えば当社の滋賀工場に行って加工法について勉強したことがあります。また、古いコンピュータやスマートフォンを分解して、当社の製品がどこにどんなふうに使われているかを見る、といった企画もありました。

こうした企画は、「他部署のやっている仕事を知ろう」というテーマによるものです。他部署の仕事内容は意外と知らないもので、部署間の垣根を越えたドリカム21ならではの取り組みでしょう。各部署が自分たちの仕事内容を紹介したり、みんなで当社製品の基本的な知識を学んだりする勉強会もあり、新入社員には非常に役に立っているようです。

地域貢献や地域密着型の企画もあり、近隣の清掃活動を実施しました。秋はレクリエーションを開催するのが恒例で、スポーツ、文化活動(ソフトボール大会や陶芸体験など)をみんなで楽しみます。

2017年から、ドリカム21が取材・撮影・編集を全て行う社内報『TAKARA incorporation Times』の制作が始まりました。春と秋に発行し、今後も続けていく予定です。

今後の目標は?

ドリカム21発信による社内コミュニケーションづくりをもっと進めていくことです。タカラインコーポレーションには、困ったことがあればいつでも同僚や先輩に遠慮なく相談できる環境があります。それは私たちドリカム21の活動によって培われてきた部分も大きいと思います。入社してくる後輩の皆さんには、ドリカム21をきっかけに何でも気軽に聞けるようになってほしいですね。

そして私たち自身も、普段会えない人と交流し、よい関係性を築いていけたらと思います。

  1. 機能材部 / 入社3年目 / 文学部日本語日本文学科卒業

    ドリカム21は、スキルアップや知識向上はもちろんですが、最大のメリットはやはり他部署との交流です。私は社内報の発行を提案しました。昔はあったがなくなってしまったと聞き、それを復活したいと思ったのです。せっかく復活するなら、普段なかなか会えない各支店・事業所の仲間をつなぐコミュニケーションツールとして役立てようと考えました。

    みんなで掲載内容を考え、取材・撮影や執筆、編集・レイアウトすべてをメンバーでこなします。手づくり感あふれる社内報ですが、とても好評との声をもらっています。

  2. 機能材部 / 入社1年目 / 家政学部食物栄養学科卒業

    ドリカム21は、他部署の人と仲良くなれる貴重な機会だと思います。ドリカム21の活動の中では、勉強会関連が役立っています。製品や加工の知識が深まるだけでなく、プレゼン練習会といったものもあって、社会人として学べることがたくさんあります。

    最初の頃はなかなか積極的に意見や提案を出すことができませんでしたが、回を重ねるうちに交流が深まり、発言もできるようになります。今後は自分で企画提案したことを実行してみたいと考えています。